research

研究体制

NEDO

委託

  • KOBELCO
  • JFE
  • 日本製鉄
  • 日鉄エンジニアリング
委託期間
Phase I Step1: 2008~2012 / Step2: 2013~2017
Phase II Step1:2018~

鉄鋼業は我が国の産業部門の中で最大のCO2排出業種であり、その中でも特に排出量の多い高炉法による製鉄プロセスにおいては地球温暖化対策として抜本的なCO2削減が要求されています。 我が国の製鉄技術は、既に世界最先端の水準にあり、廃熱や副生ガスの利用による省エネルギーが極限に達しているため、世界規模でのCO2削減を実現するためには革新的な製鉄プロセス技術開発が必要です。
COURSE50は国内鉄鋼関連会社4社がNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)よりの委託を受けて開発を進めています。

開発課題

高炉からのCO2排出削減技術開発
  • CO2削減のための高炉でのコークス使用量削減を目的に水素などを用いて鉄鉱石を還元する反応制御技術を開発する。
  • 水素還元用の高強度・高反応性コークス製造技術を開発する。高炉ガス(BFG)からのCO2分離・回収技術開発
  • 高炉ガス(BFG)からのCO2分離・回収に係る化学吸収法や物理吸着法の開発を行う。
  • 製鉄所の未利用排熱活用拡大によるCO2分離・回収エネルギー削減に寄与する技術開発を推進する。

開発スケジュール

※図を拡大して見ることができます。

開発スケジュール開発スケジュール

COURSE50は2008年より、要素技術開発を開始し、2013年より試験高炉を建設、現在、実用化研究を実施中です。
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